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仮想通貨(暗号資産)は安全?危険?取引所のセキュリティ問題も解説

カソログ

仮想通貨(暗号資産)が安全どうか心配…

今回は、こんな疑問に回答します。

かそうぐも

仮想通貨は安全?危険?

取引所のセキュリティ問題は?

仮想通貨や取引所の安全性を知ることで、

  • 仮想通貨と上手に付き合える
  • リスクを理解できる
  • 安全性を高められる
  • 仮想通貨の仕組みがわかる

などのメリットがあります

そこで今日は、仮想通貨(暗号資産)は安全?危険?取引所のセキュリティ問題も解説について書きました

ゼロからの初心者にもわかりやすく解説します

こんな人におすすめの記事
  • 仮想通貨(暗号資産)が安全かどうか知りたい
  • 仮想通貨(暗号資産)取引所のセキュリティが気になる
本記事の執筆者
  • カソログ(@kaso_log
  • 都庁を辞めてITベンチャーへ
    2019年から投資開始
  • ファイナンシャルプランナー2級、ITパスポート
カソログです
記事のまとめ
  • 仮想通貨は暗号化されており安全性が高い
  • 取引所のセキュリティ問題は改善されている
  • セキュリティの高い取引所を選ぼう

金融商品である以上、リスクがゼロにはなりません

リスクがあるからこそリターンがあると言えます

仮想通貨仮想通貨取引所
安全性高い取引所で差がある
セキュリティ暗号化取引所で差がある

すでに途中まで読んだ人は、目次から該当箇所に飛ぶこともできます。

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運営者情報

監修者:カソログ

ファイナンシャルプランナー2級、ITパスポート。プリンアラモードに目がない。

最新情報やレビューをわかりやすくお届けします。

仮想通貨(暗号資産)は安全?危険?

仮想通貨は、安全性の高いデジタル通貨と言われています

仮想通貨の安全性

安全性の高い理由

  • 取引の暗号化
  • ブロックチェーン技術によって改ざんが困難
  • 透明性が高い
  • 発行の条件が決まっている
  • 国にコントロールされない
  • 保存が簡単 など

また仮想通貨の管理者がいないとうい特徴があります

かそうぐも

管理者がいたほうが安心では?

カソログ

管理者がいると、良くも悪くも価格をコントロールできます

例えば、日本の法定通貨「円」は国が管理しており、経済状況によって価格をコントロールしています

一方で仮想通貨の価格は需要と供給で決まります

法定通貨仮想通貨
管理者国(中央銀行)不在(みんなで管理)
価格のコントロールできるできない

価格のコントロールだけでなく、入出金の制限があった過去もあります

日本で実際にあった入出金制限

昭和21年2月17日に預金封鎖と新円切り替えが実施されています。実施後は旧紙幣は出金できず、実質価値はゼロになりました

法定通貨とは?
  • 日本銀行が発行する日本銀行券(紙幣)
  • 造幣局が製造し政府が発行する貨幣(硬貨)

公開暗号方式

仮想通貨は、公開暗号方式(マルチシグ)という暗号化技術が採用されています

  • ビットコインの送金時の証明になる
  • 所有権の証明になる
  • 送付した証明になる
かそうぐも

つまりどういうこと?

カソログ

暗号化されており、不正があればすぐ分かるようになっています

公開暗号方式は鍵が2種類(秘密鍵、公開鍵)あり、パスワードのような役割をしています

仮想通貨の取引所は安全?危険?

仮想通貨の取引所とは

仮想通貨は、仮想通貨取引所を通じて売買するのが一般的です

カソログ

実は個人間でも取引できますが、安全性の観点から取引所を使って売買しましょう

仮想通貨取引所の取引は、信頼性が高く適正な価格で売買できるからです

取引所形式販売所形式
取引ユーザー同士の売買事業者から購入
手数料安い高い
メリット手数料が安いすぐに売買できる
デメリット売りたい人がいなければ買えない手数料が高い

仮想通貨取引所の「取引所形式」か「販売所形式」を使って売買します

取引所と販売所の違いは「仮想通貨取引所とは?「取引所」と「販売所」の違い・種類を解説」で詳しく解説しています。

仮想通貨の取引所が安全な理由

かそうぐも

仮想通貨取引所の安全性は?

  • 金融庁の厳格な審査
  • 強固なセキュリティ
  • マネーロンダリング対策

金融庁の厳格な審査

日本の仮想通貨取引所は安全性が高いと言えます

仮想通貨取引所は金融庁に厳格な審査を受ける必要があるからです

審査に合格した取引所は金融庁の暗号資産登録業者(一覧)で確認できます

金融庁に登録されていない取引所は、絶対使わないようにしましょう

強固なセキュリティ

仮想通貨取引所では強固なセキュリティ対策をとっています

仮想通貨が流出すると信用問題に関わるからです

仮想通貨取引所ごとにセキュリティ対策が異なるため、セキュリティが強固な取引所がおすすめです

実際に使った仮想通貨おすすめ取引所5選を徹底比較【2022年最新】

セキュリティ対策の例

  • コールドウォレット(オフラインで管理)
  • 2段階認証
  • 日本暗号資産取引業協会による業務検査

マネーロンダリング対策

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、不正に得た収益の出先を分からなくする方法です

仮想通貨取引所ではマネーロンダリング対策をしています

取引所のマネーロンダリング対策

  • 取引所に登録する際の本人確認が徹底(犯罪収益移転防止法)
  • 本人確認には免許証などの公的証明書にくわえ、郵便物による居住確認も実施

また高額な資金が動くマネーロンダリングでは取引所を経由するため、透明性の高いブロックチェーン技術により取引はすべて記録されます

カソログ

結果、出金元や入金先の情報は取引所がすべて把握できます

現金は記録に残りづらいため匿名性が高く、マネーロンダリングに使われやすい

仮想通貨の取引所が危険な理由

かそうぐも

仮想通貨取引所は危険なの?

仮想通貨取引所のセキュリティ問題で有名なのが、マウントゴックス事件でしょう

カソログ

マウントゴックス事件で「ビットコイン=危ない」と悪いイメージが広がりました

マウントゴックス事件

マウントゴックス事件は、2014年に仮想通貨取引所「マウンドゴックス」がハッキングされた事件です。

マウントゴックス事件

2014年に起きた仮想通貨流出事件

  • 原因
    取り扱い金額に見合う管理ができず、セキュリティ対策が万全ではなかった
  • 被害額
    ビットコイン約75万BTC(当時のレートで約480億円)、現金28億円
  • 改善
    2017年4月1日に「改正資金決済法」が施行、「取引所の登録制と規制」の義務化

当時、マウントゴックスは世界最大の取引所であったため大変話題になりました。

事件を機に、マウントゴックスは負債額が増。債務超過になり、事実上経営破綻(民事再生法を申請)

コインチェック事件

コインチェック事件は、2018年に仮想通貨ネム(NEM)がハッキングされた事件です。

コインチェック事件

2018年に起きた仮想通貨流出事件

  • 原因
    ホットウォレット(オンラインで管理)を利用
  • 被害額
    約580億円
  • 改善
    コールドウォレット(オフラインで管理)、2段階認証の採用、情報開示など

ビットコインなどはオフラインで管理してしましたが、ネム(NEM)だけオンライン(ネットにつながった状態)で管理していました

カソログ

現在ではオフラインでの管理や情報開示などを実施して改善されています

流出分は補填し顧客に返却したことも話題になりました

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まとめ:仮想通貨や取引所の安全性は高い!

仮想通貨(暗号資産)は安全?危険?取引所のセキュリティ問題も解説について書きました

記事のまとめ
  • 仮想通貨は暗号化されており安全性が高い
  • 取引所のセキュリティ問題は改善されている
  • セキュリティの高い取引所を選ぼう
カソログ

リスクはゼロとは言えませんが、仮想通貨や仮想通貨取引所の安全性は高いと言えます

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最後に世界一の投資家ウォーレン・バフェットの名言を(勝手に)送ります。

他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に

ウォーレン・バフェット
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